Logicool MX Keys(KX800)でキー入力が遅延する

事象

次のようにデスクトップPC(Windows10)にUSBレシーバ+MX Keys(KX800)環境で、キー入力が遅延する事象が時々発生します。

  • ミリ秒レベルの若干の入力遅延がある。入力できないわけではないが、画面表示が追い付かず若干のストレスになる。
  • USBレシーバを使ったデスクトップで、1分程間待ってからキー入力すると画面への反映が2秒程遅延する、という事象がありました。
    事象発生時、Easy-Switchボタンが点灯しているのでBluetoothの再接続を試行しているようです。
  • なお、Bluetoothに対応するノートPCと接続してMX Keysを使用する場合は安定しています。

対応

原因はペアリング設定の間違いのようです。
こちらで紹介している記事の対応を行った所、この遅延の問題も解決しました。

NDW

目次 1 事象2 原因3 対応3.1 両者のペアリングの解除方法3.2 Windows標準機能でペアリングする場合3.3…

参考)過去の対応履歴

前述の対応の前に試してみた内容ですが、原因・対応にはあまり関係なかったようです。
なお、こちらからLogicoolのMX Keysの資料(マニュアル)にアクセスできます。「よくある質問」(FAQ)も、ここからたどれます。

  1. キーボードの電源のOFF/ONを行う。
  2. MX Keysを再登録(ペアリング)する。
    1. Window10の[設定]-[デバイス]を表示し、一覧に表示されている”MX Keys”を削除後
    2. 同画面の[Bluetoothまたはその他のデバイスを追加する]をクリックし、[Bluetooth]をクリックする。
    3. 接続先切替ボタン(Easy-Switch)を長押し(3秒間)する。
    4. 画面に表示された番号をキーボードで入力しエンターキーを入力する。
  3. PCを再起動する。
    USBレシーバやMX Keysを再接続した場合、PCを再起動すると改善する場合があります。
  4. キーボードのバッテリーを充電する。
  5. 付属のUSBレシーバを使用する。
    logicoolの他のデバイス(マウス等)に付属するUSBレシーバを使用して、MX Keysを接続することもできますが、遅延が発生する場合があるようです。
    MX Keys constantly lagging / disconnecting : keyboards
  6. MX Keys本体側のファームウェアを更新する。
    • LogicoolサポートからFirmware Update Toolをダウンロードして実行します。このツールは、exe形式となっておりインストールは不要です。
    • 2021年6月現在で最新の2.5.108413を使用すると、このツールからMX Keysに接続できずに次のエラーになってしまいます。エラーメッセージの通りに電源を入れなおしても、私の環境では改善されません。
      PLEASE WAKE UP YOUR KEYBOARDWe can't connect to your MX Keys.Turn your device off and on to wake it up.

      数回実行して、たまたま接続できた時にファームウェアの更新ができましたが、その後は一切接続できませんでした。同じページから一つ前の1.2.169版をダウンロードできるので、そちらで更新できるかもしれません。

    • MX Keys本体のファームウェアのバージョンは、Logicool Optionsの[増分]-[このデバイス]の一番上に表示されています。上記で更新した結果(2021年6月現在)を見ると、”012.001.00013″になっています。
  7. 電波干渉を回避する。