会社の交通費請求のために、毎月末にSuicaの履歴を印刷している。
最近、現場が変わってSuicaではなくPasmoの定期券に変更になった。
Pasmoで履歴をどれくらい印字できるのかを調べた。
- ICカード自体に直近20件まで履歴を保持できる。カードからデータを読み取れればいいので、比較的多くの発券機やカードリーダで履歴を取り込むる。結果として、多くの交通機関で印刷できる。
- それ以上の履歴については、センター側のデータベースで「直近26週間以内の最新100件まで」を保持している。この条件は、SuicaとPasmoで同じである。センター側システムと接続された発券機や窓口の機器でのみ履歴を読み取れるので、必然的に印刷できる端末は限られる。
- JR東日本: 履歴表示・印字・残額表示
- Pasmo: 履歴の確認
- ネットの記事や実際にやってみた感じ、JRや私鉄では、多機能型券売機やICカード専用機で100件明細を出せるようだ。逆に、古い券売機ではICカード内にある20件しか出せない。一部の機器では、明細は1枚の薄い紙(スーパーのレシートに使われているような長い感熱紙)で出力され、高速に印刷できる。例えば、JRのICカード専用機では、100件の明細出力にかかる時間は2秒前後である。
- PASMOについては、申請すれば直近26週以前の履歴も取得できるとのこと。
PASMO: 個人情報に関するお手続き:個人情報の開示について
Suicaの100件履歴
いつも使わせてもらっていたJRのICカード専用機です。
Suicaの場合は100件、PASMOの場合は20件の履歴出力が可能。
履歴100件が2秒前後でレシートのような1枚の紙に全て出力されるため、待ち時間が少なく、まとまりが良い。
自分はICカードにデザインシールを貼り付けており、取り込むタイプの券売機だと誤動作や故障のリスクがあるが、これは「ICカードを置くだけ」なのでその心配をしなくても良いのがいい。
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東京メトロの100件履歴
東京メトロの場合、多機能券売機ではなく通常の券売機でもPASMOの履歴100件を出力できます。(なお、多機能券売機はピンクです。)