2019年9月1日(月)に伊豆大島に入り、三原山に登ってきました。
1日で三原山トレッキング、温泉、自転車とちょっと欲張りすぎて疲れたけど、とても楽しかったです!!友達とは来れないハードさかも…
三原山の紹介
ジオパークと三原山
ジオパークとは「地球をまるごと楽しめる場所(公園)」のことです。
ユネスコが認定した世界ジオパーク、日本ジオパーク委員会が認定する日本ジオパークと別れています。
日本ジオパークは2018年9月現在で44地域ありますが、そのうちの9地域が世界ジオパークに認定されています。
ジオパークは、その地形や地質だけでなく、そこでの歴史、生活、食べ物等も対象として認定されており、五感を使って楽しむことができます。
伊豆大島は、2010年9月に日本ジオパークとして認定され、三原山は伊豆大島ジオパークの中核的な存在となっています。伊豆大島ジオパークを紹介する公式サイトは、伊豆大島観光協会が運営する次のサイトです。
ジオパークや三原山関連のパンフレットは、ここから入手できます。
三原山も含め伊豆大島の全般的な遊びや最新の情報はこちらが良く思えます。
四輪バギーで走ってみたい…
三原山
直近だと1896年に噴火し一時的に全島避難したこともあるそうで、火口周辺は1996年まで立ち入り禁止だったそうです。今では遊歩道が整備されていますが、火山活動を監視するための設備が色々な箇所に設置されていました。噴火時に備えたシェルターも所々にありました。
メイン処の山頂のお鉢巡りを介して、いくつかのコースがあります。
三原山の西側の砂漠を表砂漠、東側の広い砂漠地帯を裏砂漠と呼ぶようです。「日本で唯一の砂漠」というのは、裏砂漠のことなので、砂漠を期待するなら裏砂漠へ行くルートを選びましょう。
- 元町港から三原山山頂口や三原山温泉(大島温泉ホテル前)へ往復バス(三原山ライン)が運行しており、どちらかをスタート/ゴールにする登り方がポピュラーのようです。
- 三原山山頂口からスタートする場合、山頂遊歩道コースまたは表砂漠コースを選択できます。山頂遊歩道コースは山頂まで舗装された道を歩くので比較的登りやすいです。表砂漠コースは、足場の悪い溶岩の上を歩くので少々大変のようです。表砂漠コースに興味がありましたが、後述の通りコースが荒れてそうで、初心者の私としては断念しました。
- 大島温泉ホテルでは宿泊者やトレッキング等の旅行プランで行く人向けには荷物預かりや昼食の準備があるようです。宿泊でもなくプランでもない人は、食事はできないので、三原山山頂口の歌乃茶屋さんか元町港に行く必要があります。お金を払えば、温泉には入れます。
- テキサスコースは目印が乏しく迷いやすいので準備が必要とのことです。テキサスコースの入り口から大島公園まで歩けばバス停があるので、そこから元町港にバスで戻ることも可能のようです(結構遠そう…)。三原山山頂口や三原山温泉の終バスは15時くらいですが、大島公園発の終バスは18:00過ぎなので、最悪の場合はこちらから元町港に戻れます。
- 月と砂漠コースの近くにはバスは通っていないので、レンタカー移動が前提のようです。日本で唯一の砂漠である「裏砂漠」を満喫するなら、月と砂漠コースが良さそうですね。
準備や計画等
- 私が辿った行程です。大型客船で早朝到着し、残りの時間をめい一杯楽しみました。
- この日は9月1日で天気が良く30度ありました。500mlの水やスポーツドリンクが2本以上必要だと感じました。三原山山頂口からコースに出る場合、歌乃茶屋さんの前に自動販売機があるのでそこで調達可能です。一度コースに出ると途中で購入できる場所はないので注意のこと。
- ジョギング用の靴でいきましたが、結構砂が靴に入りました。カットが高い靴の方がいいんですかね。
- 三原山を登って温泉ホテルの温泉入って三原山山頂口に戻ると13:00過ぎになるのでお腹すかないかなぁ、なんて思ってましたが暑さや運動のせいで全然気になりませんでした。
- 三原山温泉ホテルの温泉に入るなら、着替えやタオルを忘れずに。汗だくの服や下着を着るのは結構きつい。
- 三原山山頂口の最終バスは15時程と早めなので、バスで帰る際は注意のこと。山頂口唯一の食事処である歌乃茶屋さんも15時には閉まるようです。
行程
三原山山頂口
トウシキキャンプ場から波浮港ラインのバスで元町港に行き、三原山ラインのバスに乗って三原山山頂口へ。
三原山山頂口に到着したのは10:00頃でした。
元々「砂漠」に興味があったので、表砂漠コースも考えましたが、入り口(青丸部分)が結構荒れている感じでした。自分は登山初心者だし、と諦めて山頂遊歩道を進みます。
山頂遊歩道
舗装されてた遊歩道で歩きやすい。
溶岩と草の景色が広がり、三原山がドンとある景色がしばらく続く。
平地は良いのだが、さすがに上り部分では結構疲れました。
後ろを振り返ると、右写真のように三原山山頂口の建物があんなに小さく見えます。
お鉢巡り
やっっとたどり着いた。
遊歩道では分からなかったけど、お鉢巡りの高さからは島を取り囲んでいる海が良く見えて綺麗です!
外側に目を向けると砂漠か海できれい。日差しが強いが、風が気持ちいい。
温泉ホテルコース
12:00頃に温泉ホテルコースに入ります。
遊歩道はなく、杭がささっている道に沿って進みます。杭がなくなったら道に迷いそうです。
途中、温泉ホテルコースとテキサスコースに分かれる箇所があります。
どこかのカップルが裏砂漠で寝ていたのを見つけ、マネして自分も休憩してみました。戻る時には、戻る方向が良く分からなくて、テキサスコースに行きそうになってしまいました。目印が少ないので迷いやすいです。
13:00頃に温泉ホテルに到着して、とりあえず温泉に入りました。
時間帯制限がありますが、下記公式サイトから辿れる「インターネット特別割入浴券」を見せると、入浴料を少々安くできます。
雄大な三原山を望む源泉かけ流しの温泉や豊富な海の幸を使用したお料理、名物料理の椿フォンデュがお勧めの大島温泉ホテル。伊豆…
14:00のバスに乗り、三原山山頂口に向かったつもりだったのですが、逆方向のバスでした…
気づいてすぐに途中下車して、なんとか最終バスに乗って三原山山頂口に。
三原山山頂口に戻って食事
14:30くらいに山頂口に戻り、歌乃茶屋さんで食事をしました。
閉店前で火を落としてしまったそうで天ぷら等は難しいとのことで、海苔ラーメンを食べました。体に沁みる美味しさです!
キャンプ生活なため、お店の方に許可を貰って、スマホとモバイルバッテリーを充電させて頂きました。
サイクリングでトウシキキャンプ場
15:00に三原山山頂口でレンタサイクルを受け取り、元町港の方まで一気に下りました!
(自転車は戸井商店さんに借りてます。)
伊豆大島のレンタカー・レンタサイクル(貸自転車)・レンタルバイク、その他各種レンタル用品のお店です。…
ほとんど車が走っていない下り坂で結構なスピードを出せますが、危ないので前後のブレーキをフル活用、ちょっと手が疲れるくらいに。眼下に見える海、元町港、空港等が綺麗です、これは気持ちいい!
山を下り終わったら、そのまま自転車でトウシキキャンプ場へ向かいます。
(翌日は自転車で大島一周を予定していたため、一泊二日でレンタルしました。)
今度はアップダウンが多くて結構きつい…途中、タイガーさんでアイスを買って休憩して、トウシキキャンプ場へ向かいました。せっかく温泉入ってすっきりしたのに汗だくになってしまった…
トウシキキャンプ場に着いたのは17:00前で、元町港からトウシキキャンプ場まで1時間くらいかかりました。
なお、タイガーさんは2019年9月の台風で、屋根が飛ぶレベルの被害にあっているそうです。タイガーさんだけではないですが、今度大島に行ったら、買う・食べる・遊ぶで復興に協力したいと思います。
おまけ
トウシキキャンプ場到着後、終電近くのバスで波浮港に行き、有名なコロッケとお酒を買って、キャンプ場に戻り、晩御飯にしました。カツ&コロッケ&メンチカレーです!