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システムエンジニアリング

C#: 改行や引用符の値を含むCSVの読み取り方法

概要 値として改行や引用符を含むCSVファイルを解析するサンプルです。 CSVファイルへの出力は比較的簡単に実現できますが、読み取り・解析の難易度は高くなるので、その参考です。 業務要件やその変化に応じて柔軟に仕様を変更したい場合や、セキュリティ上の理由でサードパーティーのパッケージの利用が難しい、等を想定しています。 使用環境は次の通りです。 OS Windows 10(64ビット) IDE M […]

C#: xUnitのAssert.Equalのメッセージカスタマイズ

概要 xUnitを使った単体テストでは、実行結果(値)が期待値と一致しているかをAssert.Equal()で検証し、検証に失敗した場合は実行結果と期待値の相違個所が出力されます。検証対象によっては、相違個所のみだと原因個所が分かりづらい場合があるので、相違個所のみではなく全体の出力や出力内容そのものをカスタマイズしてみます。 [crayon-674f3bf7defc3700641699/] 使用 […]

C#: EFCoreで動的にテーブル名・キー・列名等を取得

概要 xUnit等でデータベース(EFCore)を使ったテストケースを作成する際、エンティティやテーブル定義に基づいてテストデータを作成したい場合があります。そのようなユースケースをサポートするためのサンプルを紹介します。 使用環境は次の通りです。 OS Windows 10(64ビット) IDE Microsoft Visual Studio Community 2022(17.6.0) 言語 […]

PowerShell: SQL実行結果(TSV/CSV)をテキスト整形

概要 Azure Data Studio等のツールでSQLの実行結果を取得(コピー)するとタブ区切りの文字列になります。テキストベースの媒体にそのまま張り付けると、表示が崩れてしまうので、空白ベースに整形するツールを作成してみました。 Windows 10(64bit)+ PowerShell 5.1.19041の環境で動作確認しています。 スクリプトの仕様 機能概要 タブ区切りのファイルをテキス […]

C#: partialクラスと拡張メソッドの違いと用途

ダイジェスト C#では、既存クラスに独自メソッドを追加する方法として、partialクラス(部分クラス)を使用する方法と、拡張メソッドを使用する方法があります。ここでは両者の特徴・用途や違いについて説明します。 partialクラスに類似するものとして「partialメソッド(部分メソッド)」がありますが、用途が異なるのでここでは割愛します。 観点 partialクラスのメソッド 拡張メソッド 特 […]

C#: 動的なプロパティアクセスの実装方式案と性能評価

想定する処理要件 選択値に応じて異なる値を表示する画面、出力項目のカスタマイズが可能なCSVファイル生成機能、等の業務機能を想定しています。 このような機能では、DB等のデータストアから取得したデータをエンティティに格納し、特定のプロパティの値に応じて別のプロパティの値を取得するような設計・実装を行う場合があります。 ここでは、このような特定のプロパティ値に基づいて別のプロパティ値を取得する方式を […]

Visual Studio 2022のメモリ使用量診断ツールの使い方

はじめに Visual Studio 2022にはアプリケーションの問題を診断するためのプロファイリングツールが付属しています。ここでは、プロファイリングツールに含まれるメモリ使用量を調査するためのツールを紹介します。 使用環境は次の通りです。 OS Windows 10(64ビット) IDE Microsoft Visual Studio Community 2022(17.6.0) 言語 C# […]

Excel VBAでJSONを自動生成(フラット定義版)

はじめに シートに定義したフィールド名・型や値に基づいてJSONを生成するExcel VBAマクロを紹介します。 フィールド名は、”field1:field1-1:field1-1-1″等のように単一値でフラットに定義する想定です。(階層の区切り文字は既定で”:”としています。) 動作確認した環境は次の通りです。 OS Windows 10(64ビッ […]

認証・認可に使用できるクライアント証明書のフィールド

証明書のフィールド 証明書の仕様はRFC5280で定義されています。 1988年にITUが公開鍵基盤(PKI)をX.509として規格化しました。このPKIの一部として証明書も規格化されました。 インターネットで使用されるサーバ証明書やクライアント証明書はX.509証明書と呼ばれます。 今日ではバージョン3が使用されており、その内容はIETFのRFC 5280として公開されています。 証明書の内容の […]

X.509証明書のエラー原因と対応方法

はじめに サーバ証明書、クライアント証明書等のX.509証明書を作成する際に経験したエラーの原因と対応例の紹介です。 Windows環境で証明書を確認した際の「証明書の状態エラー」、ブラウザ(Chrome)でWebページにアクセスした際に表示される「ブラウザのエラー」に分けて紹介します。 サーバ証明書、クライアント証明書の作成例はこちらで紹介しています。 ここでは、Windows環境で証明書を作成 […]